ポイントを押さえて効率的に節約する方法

「節約」
自然とお金を使わない生活になっている方や、よほどのお金持ちの方でない限り、大抵の方はお金を貯めようと思えば「節約」を意識しなければいけません。今回は出来る限り楽に沢山のお金を「節約」する方法を考えます。

■貯金を始めるなら「節約」は必須

まず、今まで貯金をしていなかった人が貯金をする場合や、既に貯金をしていて額を増やそうとする場合、当然ながら貯金する分のお金を確保する必要があり、そのためには2つの方法があります。

  1. 収入を増やす
  2. 節約をする

このうち、「1.収入を増やす」は、特にサラリーマンの場合はなかなか難しいと思います。(副業を始めたり、残業で稼ぐなど…)
そこで、手っ取り早くお金を貯めるなら、「2.節約をする」を選ぶことになります。

■真面目な人ほどコツコツ節約しようとする

主観ですが、節約については真面目な人ほどコツコツ節約をする傾向があると思います。コツコツ節約とは、少額の節約をマメに行うやり方です。
例えば、

  • 職場での飲み物代を浮かせるために家で入れたコーヒーを持参するとか、、
  • おにぎりを持参してお昼代を浮かせるとか…

■コツコツ節約は非効率的

私の場合、コツコツ節約はおススメしません。
理由は、手間の割に節約できる金額が少ないからです。つまり効率の良い節約とは思えないのです。

例えば、家から水筒を持ち込むことで飲み物代を節約する場合…
1日あたり節約できる金額が300円だとします。
すると、一カ月で300円 × 22営業日 = 6600円
「6600円」だけ見ると効果的な節約だと感じそうですが、その為に毎朝水筒に飲み物を詰める作業が必要になります。当然、水筒に入れる飲み物にも費用がかかっているので、正確には6600円の節約にはなりません。

■効率的な節約のポイント

  • 固定費を減らす
  • お金がかかっている行動から見直す

■固定費を減らす

固定費を減らす節約方法がおススメなのは、手間を1回かければその後は何もしなくても節約ができるからです。
例えば、スマートフォンの契約を格安スマフォ(NVNO)に乗り換えて利用料金を節約する場合。初めは乗り換えの手続きの手間がかかります。しかし一度手続きが完了すれば、後の1年、2年は何もしなくても節約できます。
これから部屋を借りようとする際はもっと簡単で、家賃が安めの部屋を初めに選択しておくだけで、他に何もしなくても節約になります。
ここで、家賃が予算より高めの上等な部屋を選んで、「予算を上回る分はお昼代を節約して賄おう」などと考えてしまうと大変です。

■お金がかかっている行動から見直す

上記のように飲み物代をコツコツ節約をするよりも、お金のかかっている行動から見直し、辞めていく事をおススメします。理由は、手間がかからず、大きなお金を節約できるからです。
例えば、毎月服を2万円分くらい買っている人なら、

  • 毎月服を買うのを止める
  • 1月の服代を1万円以内にする

といった行動をします。

他には、飲み会を減らすのも効果的です。

  • 平日は自分から飲みに誘わない
  • 1人の時は飲みに行かない

といった事を決めて実行し、1カ月で2回でも飲み会が減れば、それだけで1万円近い節約になります。

更に、高額な買い物を見直すことも効果的です。例えば、新しいクルマ、新しいテレビ、新しいブランド時計などなど、結婚や引っ越しなど、節目のタイミングで壊れてもいないのに買い替えるケースがありますが、それを見直すだけで何十万、何百万の節約になります。

「お金のかかる行動を辞める節約」は非常に効果的ですが、欠点は「欲求を押さえなければいけないこと」です。そこでおススメするのは、お金を貯める目的を明確にしておくことです。そして満たすのにお金の掛かる「欲」よりもお金を貯める「欲」が大きくなれば、きっと節約が上手くできます。

■節約は「実はいらないもの、しなくても良い事」を見つけるところから

これから節約をしようとされている方は、「実際にあまり必要のないモノ」、「しなくても良い事」を見つけるところから始めるのをおススメします。

例えば…

使っていないのにお金のかかっているもの
  • 情報サービス料
  • クルマ
必要数以上の買い物
  • 服や鞄や時計
  • 雑貨
単に習慣化しているイベント
  • 飲み会
  • 週末の外食
  • GWや年末の海外旅行
  • 手厚すぎる保険

などなど、振り返ると何かしら「実はいらないもの、しなくても良い事」が見つかるはずです。先ずはそれらを減らすことから始めるのが、効率的な節約です。

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