貴方は貯金がある方? 無い方? 年代、年収別に一人暮らしの貯蓄額が発表されました

先日、ライブドアニュースに一人暮らし(単身者)の貯蓄額に関する記事がありました。いろいろ興味深い情報が載っていたので紹介します。
ちなみに、一人暮らし(単身者)と聞いて、最初私は独身者をイメージしましたが、、一人暮らし(単身者)= 独身者 では無いそうです。例えば、家族のいる単身赴任者も一人暮らし(単身者)にカウントされます。ただ、独身者の割合は高いと思います。

貯蓄額の平均値は822万円。中央値は20万円。

貯蓄額の平均値は822万円、中央値は20万円だそうです。この意味が分かりますか!? 統計学に詳しい人なら直ぐにピントくるかもですが、私は理解するのに時間がかかりました。
もう少し平たく言うと、全員の貯金を平均すると822万円だが、貯蓄額1位と最下位の中間にいる人(100人いたら、50番目)の貯金は20万円。

この意味が分かりますか?

グラフにするとこんなイメージになります。

グラフを見てピントきましたか!?

「貯蓄額の平均値は822万円だが中央値は20万円」

つまり、ごく少数の人が非常に沢山のお金を持っていて、大多数の人は貯金がほとんど無い。これが現実。ということです。

ライブドアニュースに分かりやすい例が載っていたので引用します。

一人暮らしの友達が10人いたとします。そのうちの9人が10万円、1人が1億円を持っていたとすると、「だいたいみんな10万円持っているよね」という感覚になりますよね。ところが、実際に計算して平均値を取ると、(10万円×9人+1億円×1人=1億90万円)÷10人=1009万円です。ほとんどの人が10万円しか持っていないのに、たった1人、1億円を持っているだけでその数字にひっぱられ、平均値はおよそ1000万円になってしまったわけです。

やっぱり、10万円しか持っていない9人よりも、1億円持ってる1人になりたいですね…

今回紹介をしている記事の面白い点は、年収別と年代別に貯蓄額の平均値と中央値が計算されている事です。そして、ここでも様々な驚きの要素がありました。

年収300万円以下の貯金額の中央値は0円

20代~40代まで、年収300万円以下の人の大半は全く貯金が無いのです。厳しい。。政府や日銀はデフレ脱却政策で物価を上げる→給料上がる というストーリーを考えているようですが、、無茶なんじゃないかと思います。給料上げる→物価を上げる じゃないと、多くの人が給料が上がる前に生活できなくなる気がします。。

年収750~1000万の30代は4100万円も貯めている

4100万円にビックリして、これは今でも信じられない…

年収750~1000万は確かに多い。確かに多いけど、課税額も増えるので手取りだと570万円~800万円程度のはず。富裕層を目指す男、フクザワイナゾウとしては、たかが知れている…
それに対して貯金が4100万円というのは非常に多い気がします。年収750万円以上の30代単身者というと、「独身貴族」という言葉がピッタリだと思いますが、意外と多くの人は無駄遣いをせず、堅実に暮らしているんだと思いました。

年収が750万円を超えるとお金が急に貯まり出す!?

また、30代に注目すると、年収500~750万円未満の中央値は905万円であり、年収750万円~1000万円の4100万円と大きく離れています。恐らく、年収750万円付近を境界に支出に対して収入に余裕が生まれ、貯蓄に回せるお金が増えるのではないかと思います。

今回紹介した一人暮らし(単身者)の貯蓄額に関する情報、、年収1000万円以上のサンプルが少ないことから、全体でもサンプルが少なかったりサンプルに偏りが有るのではと思います。とは言え、一つの事実として全年収、全年代の平均値が822万円という結果が出ているわけですから、貯金塾の記事を書いている身としては、一刻も早く平均値よりも多くの貯金を作らないとと思います。

自分と同じ年代、年収の貯金事情を知って、これから貯金をしようと思った方は、貯金にもコツがあることを知っていただければと思います。

これから貯金を始めようと思った方に役立つかもしれない情報

情報元のライブドアニュースはこちらです。
一人暮らしの20~40代の貯蓄額 年収別の平均値と中央値

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