【20代必見】30代が感じる20代から貯金を始める最大のメリット

僕が貯金を始めたのは30代直前の28歳10ヶ月の時で、それから3年半が経過した現在は700万円くらい貯まっています。30代の貯蓄額の平均が500万円程度なので、年齢の割には貯蓄がある人になりました。

そんな僕が今思うこと。そして伝えたいこと。それは、、、

もっと早くからお金を貯め始めれば良かった!!

もし新卒の頃から貯金をしていれば、手元にもっとお金があって、もっと面白いチャレンジを色々出来たなって思えるんです。

今回は20代の人のために、その一番の理由を書きます。

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30代の僕が思う、20代でお金を貯める最大のメリット

老後の安心…とかでは無いですよw

最大のメリット、それは自由になれる事です。

ある程度の貯金を持つことで、

選択の自由が増やせるんです

これは、間違いないです。

20代後半〜30代になると社会人生活や仕事に慣れ、職場によっては裁量が増え、自分の将来を考える余裕が出てきます。そうすると、「今取り組んいる分野のプロフェッショナルになりたい」とか「学生時代から興味のあった分野にチャレンジしてみたい」とか、「今のままで良いのか!?」とか、、
色々と考えが巡り、いくつかの選択肢が登場します。

そんな時、その人の選択に影響を与えるもの。それがお金です。

例えば、海外に商品を売り込む部署で働いていて、その仕事が刺激的で面白くて、ずっと続けたいと思っていたとします。
そんな矢先、上司から「君は海外取引の経験は十分に積んだから、来月から公共団体を相手に商品を売り込む仕事をしてほしい」と言われたとします。
おそらく上司はあなたの能力を評価した上で新しい仕事へのチャレンジを打診している事でしょう。しかし今の仕事を続けたいと思っているあなたにとっては、素直に喜べる状況ではありません。

そこで、RPGのように選択肢が出現します。

①上司の指示通り新しい仕事にチャレンジする
②今の仕事を続けたい意思を上司に伝え、打診を断ってみる
③今と同じタイプの仕事が出来る他社へ転職する

説明するまでも無いですが、選択肢にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
恐らく普通の会社員であれば ① < ② < ③ の順番で勇気が必要になってくるでしょう。 ここで力を発揮するのがお金というアイテムなんです。

③のリスクは、転職によって今よりも待遇が悪くなる可能性が少なからずある事です。給料が下がったらどうしようと思う訳です。貯金が全く無い状況で万が一給料が下がったら、家賃が安い家に引っ越したり、遊びに行く回数を減らさないといけません。嫌ですよね。。。
つまり、お金の問題。

だから、もし貯金が無い状況で①〜③の選択肢を出されたら、大抵の人が①を選ぶでしょう。

しかし、大学に入り直せるくらいのお金があったらどうでしょう。万が一、転職で給料が下がったとしても貯金で補填できますし、貯まったお金で資格を取ったり語学留学をして、増やしたスキルをベースにもっと高い給料の会社へ転職〜 というケースもあります。

だから、貯金が無い場合に比べて圧倒的に③の選択肢を選びやすくなります。
つまりお金によって選択の自由が増したということです。

この例は、今の仕事を続けたい人の例でしたが、今の仕事とは別のことがしたいと思っている人も同じです。

特に独立を考えている場合、会社を辞めた翌月から会社員の時と同じ収入が得られるなんて人は恐らく少数派です。だから、ある程度の下積み時代を乗り越えるための蓄えは、あった方が良いです。

今の会社で1つ驚いている事があります。

僕の会社は他社と比較すると離職率が低い方ですが、それでも年に数人の同期が離職します。
そんな離職をする同期に対して、入社当時の僕は「離職する人は今の会社についていけない人で、良くて今より給料の安い会社に転職、他はニートやフリーターになるんだろう」と想像していました。

相当アホな想像でした。。

現実は正反対で、離職してベンチャー企業の役員になったり、外資系に転職して給料を増やしたり、計画的なプランと資金を持って独立する人が圧倒的に多い印象。正直、僕自身が会社を辞めたいと思う瞬間もたまにありますが、「会社が嫌だから辞めてブラブラしてる人 第一号」は勘弁だという気持ちがブレーキになってます。

独立する人って、一部のホリエモンみたいな人かと思っていましたが、気づくと、そんな知り合いが何人もいます。そういう方々の話を聞くと、やっぱりある程度のお金を貯めた(貯まった)状態で会社を辞めています。

会社は辞めていないものの、大学の博士課程に進学したり、MBAを取得したり、社会人大学に入学して、自分のキャリアを磨いたりキャリアの方向性を変えようとしている知り合いはもっと沢山います。

「独立やキャリアアップなんて考えていないし、今の会社でずっと働くつもりだから大丈夫」と考えている人もお金を貯めるべき。

なぜなら、30代になるまでに1度は「仕事を変えたい」「会社を変えたい」という気持ちになるから。30代になるまでにそういう気持ちになった事が無い会社員は1人もいないと思います。きっかけは様々です。

  • 仕事に自信が持ててきたタイミングで配属が変わり、今までと仕事内容が変わった
  • 会社や部署、上司の新しい方針にどうしても納得ができない
  • ふと、やり甲斐を感じなくなった
  • 残業が続く
  • etc

そう思ったタイミングでお金が無ければ、大抵の人は生活を考えて「我慢する」という選択をするでしょう。しかしもし、2、3年くらい無収入でも暮らせる貯金、大学に通い直せるくらいの貯金があれば、「チャレンジしよう」と思い行動を起こせる人が何割か出てきます。

以上、選択の自由が増えた効果として…

仕事をしている時の気持ちが相当ラクになります。

ここまで説明したように、お金を貯めておけば、いざという時に転職や独立という選択肢が選びやすくなる訳です。違う言い方をすると、手元にお金があるほど今の立場を失う事に対する恐怖が小さくなるという事です。

だから、職場でおかしいと感じた事には「オカシイ」、嫌な仕事には「イヤ!」、ムカつく上司には「ムカつく!」と本音が言いやすくなる訳です。周りに本音を言える環境なら、当然、気持ちもラクな状態を維持できます。

宝くじに当選した時をイメージしてもらえれば、理屈は説明するまでも無いと思います。

また、仕事で失敗してクビになったり評価が下がる恐怖も小さくなるので、積極的に社内でチャレンジができるようになります。逆にチャレンジをするおかげで評価が上がるかもしれません。

まとめ

かなり冗長的な説明になりましたが、言いたい事をまとめると次の通り。

1.手元にお金があるほど、人生で選べる選択肢が増える
2.30代までに、1度は何かにチャレンジしたい瞬間が来る。だから20代のうちからお金を集めてチャンスに蓄えておこう
3.チャレンジしたい瞬間がスグに来なくても、手元にお金があるほどラクな気持ちで仕事ができる

ちなみに僕の今の課題は、貯まったお金を活用して具体的なチャレンジをする事です。乞うご期待。。

ここまで読んで頂いた方に感謝致します。

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