【ベトナム一人旅 #10】ベトナム屈指のビーチリゾート ニャチャンへ
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ホーチミン市内の観光を終え、美味しい「コンタム」を食べ、、いよいよ今回の渡航の目的地、ニャチャンへ向かいます。
ニャチャンはベトナムの有名なビーチリゾートです。特にロシア人にとっては昔から身近なリゾート地らしく、ニャチャンに移住しているロシア人も多いとか。。
ただ、日本ではダナンほど知名度がありません。ダナンに比べると都市の規模は小さいですが、ビーチの美しさや海水の透明度はダナンよりも優れていると言われます。
ニャチャンはホーチミンとダナンの中間くらいにあります。
ホーチミンからニャチャンへ
ホーチミンからニャチャンへ行く方法は主に3種類あります。
- 飛行機
- 鉄道(夜行列車)
- バス
もちろん飛行機が一番早くて、所要時間は1時間。
面白そうなのは夜行列車で行く方法。ローカル情緒溢れる鉄道の旅を満喫できるそうです。寝台車両を選べば寝ながら移動できるというメリットがあります。
ただし近年は観光客の間で人気になり、1週間先まで予約が埋まることもあるとか…。そして寝台車両のチケット代は飛行機とあまり変わりません。日本を出国する直前まで悩んだ末、今回は飛行機を使うことにしました。
決め手は、日本からチケットを購入する事がかなり難しかった点です。現地のサイトから直接購入する手段はあるそうですが、ベトナムに口座を持っていないと決済できないとか…。現地に行ってからチケットを購入する場合、予約が埋まっていたら旅程に支障が出ます。
こちらのサイトに詳しい情報が載っています。また、チケット購入の代行もやっているそうです。
TNKトラベルJAPAN
今回は飛行機で楽に移動します。
ホーチミンの空の玄関。タンソンニャット国際空港の国内線ターミナルへ向かいます。
タンソンニャット国際空港 国内線ターミナル
国際線ターミナルより建物が古く、ローカル感が出ています。
フライトの時間よりも早めに着いたので、空港のカフェでビールを飲んでのんびりしていました。
ホーチミンからニャチャンまでの飛行機について
ホーチミンからニャチャンへ行く飛行機は、主にベトナム航空とベトジェット(LCC)があります。運賃は、予約した時点でベトナム航空が3,500円、ベトジェットは2,100円でした。(両方とも片道の運賃)
運賃がかなり違うので、最初は安いベトジェットにしようと思っていたのですが、ベトジェットは手荷物の重量が7kgを超えると追加の料金が必要になる事を知り、ベトナム航空を選びました。
ベトジェットの場合、7kg〜20kgの手荷物に対して1,500円の追加料金がかかります。ベトナム航空は20kgまでの手荷物が無料です。つまりベトジェットで手荷物が7kgを超えると運賃はベトナム航空とほぼ同じになります。(但し、両者の差は季節や予約するタイミングによって異なると思います)
ベトジェットはベトナムに住んでいて少ない荷物で渡航できる人にとっては非常にお得だと思います。自分の場合は旅程が長く手荷物が7kgを越えると考え他のでベトナム航空を選びました。実際、手荷物の総量は約9kgでした。
ベトナム航空のチェックインカウンター
日本からニャチャンへの直行便は無いので、ホーチミン経由でニャチャンへ行く場合は皆このチェックインカウンターのお世話になると思います。ベトナム航空は20kgまでの手荷物が無料です。
国内線ターミナルの出発ロビー
とても賑わっています。そしてチェックインカウンターがあるロビーに比べると出発ロビーは広いです。ダナンに行く日本人グループの搭乗が遅れているらしく、何度もアナウンスされていました。ダナン人気だな。
搭乗ゲートから飛行機までの通路。
乗る飛行機
バスじゃなくてボーディングブリッジから乗れるのは嬉しい。
機内の様子
窓側の席でしたが1時間足らずのフライトなので問題なし。(通路側が好き)
しかもラッキーな事に3列シートの中間の席が空いていて快適でした。
飛行距離が短いためか、低い高度を飛んでいたような気がします。おかげで地上の眺めが良いです。
離陸してから1時間弱。ニャチャンの空の玄関口、「カムラン国際空港」に到着!ちょうど日が落ちるタイミングでした。
カムラン国際空港は、軍用だった空港を2004年に民間用に転用した空港です。その為、ターミナル等の設備は主要都市に比べると充実していないと聞いていました。
外から見たターミナルは小さく、全体的にこじんまりした印象を受けました。
飛行機からはバスで移動。ぱっと見、周りに日本人っぽい人はいませんでした。
預けた荷物の受け取り所
荷物を乗せたカートを受け取り所のベルトコンベアの横に停め、窓枠の空いた部分を介して手作業でベルトコンベアに荷物を乗せていきます。
ターミナルの中は想像していたよりも立派でした。売店やカフェがありますし、写真に写っていませんがバーガーキングもあります。ターミナルを出た所にはレストランもあります。
国内線ターミナルの横には、新しく建てられたと思しき国際線ターミナルがありました。こちらは近代的な外観でした。
これからニャチャン市内に移動するのですが、ここでニャチャン旅行の最初の関門があります。
ニャチャン市内へ移動
この地図を見てください。カムラン国際空港はニャチャン市内から離れた場所にあります。市内の中心部までの距離は約35kmです。
市内まで移動する手段はタクシーとバスがあります。
タクシーはメーターだと500,000ドン〜600,000ドン(約2,500円〜3,000円)と、非常に高額な運賃になってしまいます。
現在は一律 300,000ドン〜350,000ドン(約1,500円〜1,750円)の定額料金に決まっているそうなのですが、不透明な部分が多いです。そもそも何で決まっているのか?(法律で決まっている訳では無いと思います)。
実際は定額料金だったりメーターだったりと、乗ってみないと分からない所がありますし、交渉次第かもしれません、、。
タクシーは色々と面倒そうなのと、例え一律の300,000ドンでも一人だと高いので、バスを使いました。
バスなら 50,000ドン(250円)です!
しかも市内の中心部ならホテルの近くで降ろしてくれます。
グループでの旅行だったり、早朝、深夜の到着だったり、急いでいたりと、どうしてもタクシーを使う場合は、大手タクシー会社のMAI LINH(マイリン)かVINASUN(ビナサン)を利用するのが良いと思います。また、乗る前の運賃の確認も忘れないように。
カムラン空港からバスでニャチャン市内に向かう方法
空港のターミナルを出た所にバスのチケット売り場があります。
行き先を聞かれると思うので、ホテルの住所か名前を見せればOKです。料金は50,000ドン(約250円)。安いです。
このバスに乗ります。だいたい30分おきに出ているようです。
1点注意なのは、バスの中に荷物を置けるスペースがあまり無いこと。空いていたので一番後ろの2席をガバッと占領させて頂いて片方の座席に荷物を起きましたが、混んでいる場合は荷物が大き場合は困りそうです。
スタッフにお願いすればトランクが使えるかもしれません。
バスが発車する頃になると、添乗員の女性がもう一度行き先の確認に来てくれます。この時もホテルの住所か名前を見せれば大丈夫です。
バスは快適です。ただし空港近くに道が荒れている場所があり、激しい突き上げで座ったまま中に浮きました。これはタクシーでも一緒。面白かったです。笑。
ニャチャン市内に近づくまでは人の気配がしない田舎道が続きます。
途中、大きなリゾートホテルなどもあります。プライベートヴィラやプライベートビーチを備えた高級リゾートホテルのようです。
市内に近くにつれ、だんだんと栄えてきます。
ビーチ沿いの「トランフー通り」まで来れば間も無くです。
時刻は19時過ぎ。トランフー通りは行き交う車やバイクで賑わっていました。
今回はこのエリアを拠点にします。(地図参照)
4つ星プール付きでホテルを探したところ、この辺りで多く見つかったため、必然的にこの辺りを拠点にする事になりました。
結果的に、この辺りは夜遅くまで賑わっており、一通りも多く、観光にはピッタリなエリアでした。
ニャチャン市内に到着! ホテルの近くでバスを降ろしてくれました。
余談:街の近くにある空港について…
ニャチャンの市街地の地図を見ると、下の方に空港らしき物があります。
ニャチャンを調べ始めた頃は、てっきりここが着陸する空港だと思っていました。街と空港が近くて便利そうですよね! 恐らく自分と同じような誤解をする人は多いのではないでしょうか?
しかしこの空港、2004年にカムラン国際空港が開港するまで使われていた「旧ニャチャン空港」。現在は閉鎖され、設備も段階的に取り壊されているようです。
滑走路が短いので大型ジェット機の離発着は無理だと思いますが、もしまだ利用されていて、ここに離発着する国内便があれば便利ですね。
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