【2018年 ベトナム】ホーチミンのバイクタクシー「フーさん」まとめ
ホーチミンにて、バイタク(バイクタクシー)の「フーさん」の世話になったので、情報を纏めておきます。
ここで紹介する「フーさん」以外にも、ホーチミンには日本人をターゲットにしたバイタクが沢山います。利用して良かった話もあれば、詐欺まがいのエピソードも聞くので注意が必要です。これからホーチミンに行く方の参考になれば。。
ご利用は自己責任でお願いします〜
日本人をターゲットにしたバイタクの特徴
- 1区の中心部、特にドンコイ通り周辺に多い
- カタコトの日本語(「ハーイ ニホンノ トモダチ」といった感じ)で話しかけてくる
- 自身のことを「○○さん」と名乗る
- 日本人が書いたらしき感想ノートを持っている
- チョロンへ連れて行きたがる
- お土産にコーヒーと蓮茶を買わせたがる
最大の特徴は4番目。日本人が書いたらしき感想ノートを持っていること。
ノートに書かれているのは、ほとんど肯定的な内容。
今回のフーさんのノートを見る限り、
「初めは怪しかったけど、頼んで正解でした〜」
「この人信頼できます!」
というコメントで溢れています。
可愛いイラストも交えた気合の入ったコメントもあります。そしてそれぞれ筆跡が異なります。
字はどう見てもネイティブな日本人。外国人が書いたとしたら、日本に移住して働いているような人だと思います。
ネットで拾った情報をまとめると、カタコトで話しかけてくるバイタクはほぼ全員、感想ノートを持っているみたいです。
このような営業スタイルのバイタクのうち、恐らく一番有名なのは「フーさん」というおじさん。今回とは別の「フーさん」です。日本のテレビ番組に登場したそうで、志村けんをガイドしたとか…
有名なフーさんについてはこちらのサイトで紹介されています。
バイクタクシー兼ガイドのフーさんに声をかけられるの巻。 | グッチのサイゴンせいかつ
今回世話になったのは、こちらの「フーさん」。「ラム フォン フー」 さんです。
※撮影OKもらっています。
声をかけられたのはドンコイ通りにあるオペラハウスの近くです。
以下、こちらの「フーさん」に関する情報を掲載します。
日本語ガイド兼タクシーの ラム フォン フー さんについて
【年齢】43歳(2018年)
【仕事】
メインの仕事はツアーガイド/日本語ガイド。キャリアは20年。週末はアルバイト感覚でバイタクをやっている。ホーチミン1区の高島屋の近くで小さなスーパーを経営していて、奥さんが店をきりもりしている。スーパーは日曜日休み
【子供】
3人いて、上は16歳の女の子、下は5歳の男の子。下の子は5歳なのに体重が40キロもあって困っている。子供には英語か日本語を学ばせたいが、どちらを学ぶかは本人に決めさせる方針。
写真に写っている子がフーさんの一番下のお子さん。
【住まい】ホーチミン 2区(2区でも外れの方だと言っていました)
【バイクタクシーのガイド料】1時間 200,000ドン(約1,000円)
【ツアーガイドについて】
事前に連絡をすればアレンジしてくれるとのこと、マングローブツアやクチトンネルのツアーなど、いろいろ出来るとのこと。
【その他】
フーさんと仲良くなった日本人の中には、ホーチミンへ来た際にフーさんの家に泊まる人もいるとか…。またフーさんに依頼をしてベトナムの製品を日本へ輸入している人がいるとか…。LINEを見せてくれましたが、友達リストには沢山の日本人が載っていました。
【フーさんの名刺】
※なお上記は、ほぼ本人から聞いた情報です。
フーさんのガイドの感想
ガイドとしての仕事は真面目にやってくれます。今回、一人では見つけられなそうな調理器具の買い物を頼まれていたので、フーさんがいて助かりました。日本で依頼された商品の購入から、購入した商品の日本への空輸に至るまで、付き合ってもらいました。
チョロンをおすすめする点や、コーヒー豆屋に連れて行きたがる点は他のバイタクと同じです。コーヒー豆屋についてはバイタクにマージンが入ると思います。
せっかくなのでコーヒー豆屋の地図をアップしておきます。バイタクに声を掛けられたら逆に案内してみてはどうでしょうか。
料金についてはある程度明瞭。細かい明細などは出されませんが、だいたい提示価格通りといった感じ。ただし基本料金が1時間200,000ドン(約1,000円)と、ベトナムの感覚では高額なので、普通の観光地を回るだけならコスパが悪いと思いました。
また、1日とか2日のフルコースにすると、恐らくフーさんを2日分雇うみたいになる(料金が高くなる)ので注意。
フーさん、フーさんジュニアとご飯を食べている時、店の中に他のバイタクと一緒にいる日本人(女の子二人)がいました。この時のバイタクはフーさんの連れでした。バイタク同士で協力して営業をしているみたいです。ひょっとすると、そういうバイタクを運営している会社があるのかもしれません。。
フーさん系のバイタクが持っている感想ノートについて
「日本人以外が書いている」
「何処かで脅されている日本人が書いている」
「実は日本人が元締めにいる」
などなど、諸説あるようですが、恐らくガイドしてもらった日本人が行為で書いているのだと思います。
まず、筆跡的に日本人が書いているのでほぼ間違えない。
そして、
自分も書いて来た!
もちろん脅された訳ではなく、別れ際、ホテルの近くでコーヒーを飲みながら。
「感想とか、どこに行って何をしたとか、ノートに書いてくれない??」って普通に頼まれました。
人のコメントをアップしておきながらずるいですが、内容は秘密で、、苦笑
なお、このフーさんは日本語を話すことは出来ますが、日本語はあまり読めないそうです。
ベトナム語が必須になるような場所に行かない限りバイタクはもういいかな〜という気持ちですが、フーさんと普通に話す分には面白いですし、選ぶ料理はみんな旨かったので、ガイド無しで一緒に飲みたいなぁ〜 とは思います。笑
そういえば2013年にグループでホーチミンへ行った際にマングローブツアーをしました。ツアー中はずっと日本語が話せるガイドが付いていたのですが、この時のガイドもオフの日はバイタクをやってるかもしれませんね。。みんな働き者です。
最後に
バイタクに絡まれたく無い場合は、サングラスをするのが効果的みたいです。実際に効果がありました。サングラスをして且つ話しかけられても無視(気付かないふり)をしていれば、基本的に相手にされません。
また、振り向いて話をしてしまった場合に断る理由として「仕事で来ているから時間が無い」とか「駐在員だから観光に興味がない」と言い張るのが有効かも。笑。バイタクは基本的に観光客しか相手にしないようです。
なお、普通にバイタクを使いたい場合、駐在員の方曰く「Grap bike」という配車アプリを使うのが一番おすすめだそうです。
詳しくはこちらのサイトをどうぞ