【ベトナム一人旅 #18】ニャチャンのタップバー(泥の温泉)を体験
前回はニャチャン屈指の観光スポット、「ポーナガール遺跡」を紹介しました。ポーナガール遺跡はアンコールワットに近い建築様式となっていますが、歴史はポーナガール遺跡の方が古く、ポーナガールという女神様を祀った寺院の遺跡でした。
実はポーナガール遺跡のあるタップバーという場所は泥温泉(マッドスパ)が有名なんです。泥温泉は単に珍しいだけではなく、美容効果も期待できるそうです。現代は男でも肌を気にする時代。美容効果と聞いて居ても立っても居られず…(嘘です)。遺跡観光の帰りに寄ってみる事にしました。
30代サラリーマン、泥温泉(マッドスパ)を体験
タップバーの泥温泉(マッドスパ)はポーナガール遺跡より奥にあります。2.7kmくらい距離があるので、ポーナガール遺跡の前でタクシーを拾って向かいます。
こういう観光地にはメーターを使わなそうな(運転手の言い値になりそうな)タクシーが多く、ぼったくられる可能性があるので注意です。大手のビナサンやマイリン(緑色)、ニャチャンに多い青色のQTタクシー(上の写真のタクシー)の方が信頼出来ます。ただ、遺跡前に限っては大手のタクシーは台数が少なかったので、見つけたら直ぐに止めて乗るのが吉です。
道中は住宅街の中の狭い道が続きます。
10分程度かかって到着。今回行ったのはtam bun THAP BAというタップバー ホットスプリングセンター(Thap ba hot spring center)です。下の写真の建物がエントランスです。
色々なコースがあって、プライベートで至れり尽くせりのコースは 1,200,000ドン〜2,000,000ドン(6,000円〜10,000円)とイイお値段。他の人と混浴の30分コースだと 150,000ドン(750円)程度だったと思います。
(すみません、料金表を撮影するのを忘れました…)
一人だし…迷わず 150,000ドンのコースを選択。
チケットを購入して入場。綺麗な庭園が広がっていて、奥に進むと泥温泉(マッドスパ)があります。
泥温泉に入るには水着の着用が必要です。自分の水着を持って行ってもOKですし、現地で買うことも、借りることも出来ます。買う場合は、いろんな水着がホットスプリングセンターの外の店や、ホットスプリングセンターの中で売っています。借りる場合、レンタル代は確か30,000ドン(150円)程度だったと思います。
泥温泉に入ると自慢の海パンが傷みそうだったので、自分はレンタルしました。しかしレンタル海パン、水着というより、ただのスウェットのハーフパンツみたいで、水分を吸い込むと重くて動きずらいです。やっぱり自前の水着が良いと思います。
その他、20,000ドン(100円)で鍵付きのロッカーをレンタル出来ます。日本のコインロッカーと違い、自分で南京錠をかけるタイプなので、何度でも開け閉め出来ます。
さて、いよいよ泥温泉(マッドスパ)!!
っと、ここで…流石にカメラを持って入るのは忍びなく、、中の様子が撮影できておりません。大変申し訳ございません。
中の様子はこちらのサイトで詳しく紹介されていますので、ぜひチェックしてください!
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泥温泉(マッドスパ)の感想
最初入る時は少し躊躇しました。完全に泥です。衛生的に大丈夫かなと心配になりました。笑。しばらく入って慣れれば、独特の感覚が面白いです。肌もなんとなく潤った感じがしました。
泥温泉の温度はぬるいので、長時間入って入られます。
来場者が多いと混浴は結構窮屈です。しかも一人だと肩身が狭かったです。笑。自分の時はベトナム人(たぶん)と中国人観光客(団体)の中に「日本人がポツン」という感じでした。
恐らく…
【ベトナム人】
「こいつ中国人か!?? 何で一人なん??」
【中国人】
「こいつベトナム人じゃなさそうだし、どこの国の奴や!? しかも何で一人やねん!!?」
って思われていたに違いありません。
もともと日本人が少ないニャチャン。ホットスプリングセンターの中で日本人は全く見かけませんでした! アウェイが苦手な方は高くてもプライベートコースの方が満足できるかもしれません。
泥温泉を堪能した後は、温水プールで遊べます。サマーベットやレストラン、バーがあり、1日中お酒を飲みながらのんびり出来ます。温水プールは恐らく温泉で、普通の温水プールよりも暖かいです。広いプールが2,3個あり、こちらは全く窮屈じゃなかったです。笑
プールの後は、1時間のマッサージを受け、途中で爆睡。マッサージは250,000ドン(1,250円)+ チップ くらいの値段だったと思います。
今回自分が訪れた tam bun THAP BA の他に、近くにある アイリゾート というタップバーも人気です。こちらのサイトで紹介されています!
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ベトナムナビ:アイリゾート
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ホットスプリングセンターからビーチエリアへの帰り方
タクシーかバスで帰ることになります。
タクシーを利用するなら、カウンターで呼んでもらうのが手っ取り早いと思います。スプリングセンターは住宅街にあるのでタクシーの通りが少なく、自分で捕まえるのは結構大変だと思います。センター前の通りに個人タクシーのような車が数台停まっていましたが、少々辺鄙な場所という事もあり、相場より高値を請求される可能性を感じます。
バスはスプリングセンターの前の通りから出ています。ここがバス会社のチケットセンター&待合室です。スプリングセンターを出て、まっすぐ歩くと100メートルくらいの場所にあります。
写真に写っている白いワゴン車がバスのようです。しかもピカピカ。新車みたい。安全祈願(たぶん)のお祓いをしていました。
ビーチエリアまでの運賃は一人30,000ドン(150円)。格安です。時刻表はチェックしていなかったですが、恐らく30分〜1時間に1本は出ていると思います。スプリングセンターに入る前に確認しておくと良いですね。
バスの出発時刻まで周りの店を散策〜〜
水着がたくさん売られています。全体的にハイレグ。そして巨乳サイズです。
バスの出発時間になって、さて、新車で快適に帰ろう〜! と思ったら、なんと写真に写っているワゴン車は使わずに、ミニバンに乗ることに。
しかも、どう考えても7人乗り…の車に9人乗ることに。しかもデカいロシア人だらけ。笑
自分は最後に乗ったので、2列目の一番右端。
乗る時、
自分:(3人のロシア人で、既に車からはみ出しているし…乗れる訳なっしょ。)
運転手:「乗れる乗れる〜 詰めて詰めて〜」
ロシア人:(こいつ本気で言ってるのか!?)
という感じで…乗れました!
(で、結局これが楽しい展開になりました)
狭い車内、自分の右側と後ろはロシア人の団体(夫婦でスプリングセンターに来ていたようです)。そのうち一人の方が酒のボトルとプラコップとパンを取り出します。
「ロシア人、マジ酒好きだなぁ〜」と思っていると、、トントンっと肩を叩かれ、ロシア語で「お前もやる!?」と誘われたww。
そして自分も頂くことにww。
酒は未知の味。ロシアのコーヒーリキュールじゃないかと思います。最初にパンの匂いを思い切り吸い込んで、酒を一気に飲むのがロシア流のようです。
乾杯して全員でグイッと一気飲み〜 したら凄く盛り上がりました。ロシア人はノリが良いと聞いていたけど、本当にノリが良くて、気さくな感じの方々でした。結局、ビーチエリアに着くまでに4回くらい乾杯しました。最後は握手をして解散となりましたー。
時刻は午後18時を回ったくらいで、とりあえずホテルのチェックインを済ませ、プールサイドでまったりして酔い冷ましました〜
ニャチャン最高や〜