良心的すぎるベトナムのカジノ Club99 ダナンの歩き方。#3


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今回はダナンのカジノを紹介します。

ベトナムはカジノが認められている国。しかしその歴史はまだ浅く、最近までカジノに入ることが出来るのは外国人に限られていました。ベトナム国籍の人にとってはカジノは非合法でした。

そして、ようやく2017年に入って条件付きで自国民のカジノ入場が許可されました。しかしその条件が厳しく、収入が一定水準以上であることや、非常に高い入場料を支払う事が求められます。

まだまだベトナムにとって特別な存在であるカジノ。ベトナム第3の都市、ダナンには2つのカジノがあります。

・CROWN INTERNATIONAL CLUB CASINO

クラウン インターナショナル クラブ カジノは、ダナンの高級リゾートが立ち並ぶエリアにあるホテル併設のカジノです。中国とベトナムの資本が建てたカジノで、ベトナムの中で最大級。前を通りましたが、建物の大きさや雰囲気は圧巻でした。

バカラやブラックジャック等のテーブルゲームにディーラーはおらず、コンピュータゲームです。

ドレスコードは緩く、Tシャツと短パンでも入場出来るそうです。(ビーチサンダルやスリッパはNG)

24時間営業で、バーやマッサージを併設しているので、一日中、優雅に遊ぶことができます。

・Club 99

ダナン初の5つ星ホテル、FURAMA Resort Danang(フラマリゾート ダナン)に併設されているカジノです。日本人がオーナーで、日本語の話せるスタッフがいます。

バカラやブラックジャックのテーブルにはディーラーが付きますが、リアルなトランプは使わずにコンピュータゲームのタッチパネルを操作する方式でのプレーとなります。

ドレスコードは緩く、Tシャツと短パンに加え、ビーチサンダルでも入場出来るそうです。(実際にビーチサンダルで入場できました)

11:00〜翌4:00まで営業しております。

両者に共通する事ですが、入場にはパスポートが必要になります。

今回は日本人がオーナーを務める Club99 に行きましたので、出来る限り具体的に紹介していきます。

日本人オーナーの良心的過ぎるカジノ Club99

前述の通りダナンには2つのカジノがあります。そのうち、宿泊したホテルから近いことや、日本人オーナー、フリードリンク、食事もフリーとの噂を聞きつけて Club99 に行くことにしました。

Club99 はフラマリゾートというダナン屈指の高級ビーチリゾートの地下にあり、ホテルのエントランスの脇に入り口があります。



※ホテルのエントランスから見えた夕焼け

日本人オーナーという噂を証拠付けるかのように、カジノのエントランスでは「いらっしゃいませ」と日本語の挨拶をもらい、受付の女性は片言ながら日本語が話せます。客層は日本人に加えて中国人、韓国人が多く、説明資料やカジノ内の案内は各国の言葉で書かれています。

初めてだったのでメンバカード(掛け金をチャージするICカード)発行の為の簡単な手続きを行い、説明を受けます。受付の女性スタッフはとても親切に優しく対応してくれます。

Club99 でのプレイと決済はドル建てです。始めにドル建てで掛け金をメンバカードにチャージします。ドル紙幣を持っていかなくても円やベトナムドンからドルに両替ができます。また、クレジットカードでチャージができます。

また、入場料はありませんが、1人最低30ドルをベットする条件があります。ベットの合計が30ドルに満たない場合は、決済の時に満たない分の金額がチャージから集金されます。とは言え、ブラックジャックやバカラを5分もプレイすれば30ドルは余裕でベットするので、とても緩い条件だと思います。
合計30ドル分のベットをしてトントンならば、その時点では無料でドリンクなどのサービスを受けたことになるのです。

バカラ、ブラックジャック、大小等のテーブルが各1台、ルーレット(1度に10数名でプレイできるデカイやつ)が1台、スロットマシンが数10台といったところ。

ブラックジャックのベットは5$、ルーレットは50セントからです。

ここからは Club99 が良心的過ぎるポイントを紹介します。

初来店なら30ドルがプレゼントされる

100ドル以上のチャージを条件に、初来店の場合に30ドル分のチャージがプレゼントされるキャンペーンを実施していました。試しに1人100ドルずつチャージをして、全員130ドル分のチャージをゲットしました。

食事やタバコまでフリー

フリードリンクのカジノは珍しく無いと思いますが、Club99は食事やタバコまでフリー。ドリンクはビールやカクテルなどのお酒もフリー。一緒に行ったメンバはタイガービールを6〜7本飲んでました。もちろんカジノをプレーしながら飲むことが出来ます。

2017年現在、食事はラーメンやフォー等の軽食が中心です。それでも、何杯食べてもOKです。他に有料のメニューもあります。タバコはその辺りのテーブルに置いてあり、勝手に取って吸うことができます。

ちなみに、ドリンクや食事のサービスの際にチップを渡す文化はありません。

ディーラーがとてもフレンドリー

これが一番アピールしたいこと。

バカラやブラックジャック等のテーブルゲームでは、一般的にディーラーとプレイヤーは一切話しません。(話すのはNG)。ですが Club99 ではディーラがプレイヤーにルールや操作方法を手取り足取り教えてくれます。

僕らは初来店だったこともあり、最初のブラックジャックではディーラーのチュートリアルを受けながらのプレー。みんな揃って最小ベット5$をベットし、STAND、PUSHの判断についてディーラーがアドバイスをくれました。笑

ゲーム進行はコンピュータのため、ディーラの仕事はプレイヤーの進行状況を見ながら手元の送りボタンを押すことだけ。そんな環境も合間って、プレイ中にディーラと会話が出来たり、ディーラーがブラックジャックを引くと(ディーラの勝ちで店にとっては嬉しい状況なのに)申し訳なさそうにしていたり、さっきまでディーラーを担当していたスタッフの女の子がプレイヤーの方に来て一緒に一気一憂してくれます。まるで日本のゲームセンターで遊んでいるくらいの気楽な気分になれます。ドリンクもディーラーに頼むと無線で連絡してすぐに持って来てくれます。

ちなみに、店内と受付、キャッシャーを含め、女性のスタッフが圧倒的に多く、ディーラも基本的に女性スタッフです。スーツ姿の女性スタッフとアオザイ姿の女性スタッフがいて、綺麗な子が多かったです。

以上、
好きな時にフリーでビールが飲めて食事もできる上、スタッフも親切で、店も綺麗で、、一緒に行ったメンバは Club99を「家」と呼んで2日間で3回通っていました。(自分は2回)。

ビーチリゾートでカジノを楽しみたい人はもちろん、カジノに興味はあるけど行った事がなくて心配という人にもオススメです。

※カジノ内は撮影禁止のためカジノの写真は無いです。

カジノのついでに楽しめる、FURAMAリゾート


Club99 が併設されているFURAMAリゾート(フラマリゾート)は、ダナン初の5つ星ホテルの称号に似合う豪華さとホスピタリティで、ダナンでは高層ビル最上階のバー(クラブ)や、外国人や高所得者向けのショッピングセンターにも行きましたが、フラマが一番、豪華で綺麗でした。カジノのついてに立ち寄ってみることをオススメします。

フラマは宿泊客ではなくてもレストランやバーを利用でき、レストランのディナービュッフェコースは1人54$で2時間飲み放題付き。ビュッフェには日本食(寿司や刺身)や洋食に加え、調理前の魚介類や肉を自分で選んでその場で調理してもらうコーナーがあります。

更に、間違えて生肉をテーブルに持って来たら、食べる前にスタッフが気づいて調理をしに行ってくれたり、スタッフのホスピタリティの高さ。。


※自分で選んで調理をしてもらったロブスター

バーには行きませんでしたが、生演奏を聴きながらお酒を楽しめる空間になっていて、お酒は1杯600円くらいから。

そして、レストランの2階では爆音でクラブ営業中。
行ってみたかったですが、こちらは宿泊客限定とのこと(予約が必要)。

宿泊代は一泊2万円代から〜。日本や欧米のホテルに宿泊することを考えたら、特別高価という訳でもありません。

ちなみに、フラマは現地で有名なホテルなのでタクシのドライバーはもちろん知っています。フラマに行く時もカジノに行く時も「フラマ」と伝えれば大抵伝わります。不安な人はClub99でライターをもらっておくと良いです(自由にもらえます)。ライターを見せればたぶん伝わります。

ショッピングセンターの前でタクシーに乗ったとき、フラマに行くと伝えるとタクシーの対応が普段より良い感じになりました。さすがダナン初の5つ星ホテル。

これからダナンに行こうとしている方は、1、2泊くらいフラマの宿泊をプランに入れてみるのも、良いかもしれません。

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