「やらない」という節約
今回はお金の節約方法について書きます。
節約術と言われるものは世の中に沢山あります。沢山ある中で、私が最も効率的と考える「やらない」節約術について紹介します。
■最も効率的だと思う理由
「やらない」節約術が最も効率的だと思うのは、節約に手間がかからないからです。
手間がかからないから、面倒にならない。面倒にならないから続けられる。という理屈です。
更に「やらない」ことで大金を節約できる事が多いです。
■手間がかかる節約術は続けるのが辛い
お弁当を持っていくことでお昼代を節約するというやり方もあります。ただこの方法だと節約のために「お弁当を作る」という手間がかかります。お弁当を作るために何時もよりも早起きをしたり、仕事の後に翌日のお弁当を作ったりしないといけません。
例えば、「仕事の残業が続いて疲れが貯まっている」状態でも続けられるか…?
結婚していて夫婦で分担したり、奥さんや旦那さんがお弁当を作ってくれるような場合だと上手く行くかもしれません。独身には大変な節約方法です。
思うように節約が続かないのは、このように手間がかかる節約から取り組んでいるのが原因です。
■「やらない」節約術の例
・仕事のあと飲みに行きたくなったけど、行かずに家に帰ることにする。(1回で4,5千円の節約)
・ゴルフに誘われたけど、他にも趣味があるので今はやらない。(ゴルフセット数万円、ラウンド1回1,2万円の節約)
・サマーセールの季節だけど、今は特に新しい服が必要なわけではないので、店に寄るのをやめる(服代、1万円程度の節約)
・友達にコンサートに誘われたけど、興味のあるアーティストではないし、付き合いで行くくらいなら止めておこう(コンサート1回 5千円~1万円の節約)
・会社の同期はみんな車を買っているけど、運転が好きという訳でもないので自分は買わないでおこう。(数百万円の節約)
・友人はみんな盛大に結婚式をしているけど、私たちは今後の生活も考えて親族だけで式をしよう。(数百万円の節約)
■「やらない」節約術のポイント
上のような例を挙げると、「人生一度の結婚式までケチるのか!?」と思われそうですが、「とにかくケチれ」と言いたい訳ではありません。ポイントは、自分自身の価値観で優先順位をつけて、優先順位の低いことに対して「やらない」という判断をする。ということです。