家計簿は簡単な方が良いよ。 僕がExcelで700万円貯金した方法を試してください
世の中に家計簿は沢山ありますが、、
共通点があります。
それは…
- 家計簿をつけても収入自体は増えない
- まとまった効果を得るまで数ヶ月〜数年間かかる
- 支出の管理・分析が目的
自分の家計簿をつけてもお金は貰えません。自分の家計簿をつける事はタダ働きです。ならば出来るだけ楽がしたいと思います。
家計簿を2、3日真面目につけただけでは、効果はほとんど得られません。長く継続して初めて効果が目に見えるカタチ(まとまった金額の貯金)で現れます。ならば、出来るだけ長く続けられるように、楽な方法が良い。。
家計簿をつけ始める目的はお金を貯める事です。でも、ほとんどの家計簿は支出の管理や分析のために作られています。いくら管理や分析が出来ても、そこから対策を考え実行しなければお金は貯まりません。ならば、もっとシンプルにお金を管理して貯められる方法が良い。
つづけるなら、とにかく簡単で楽な方法がいい!!
Excelを使ったすごく簡単で効率的なお金の管理
僕は日記を3日以上続けられた事はありません。もちろん家計簿だって続いた事はありません。でも、貯金をしようと試行錯誤する過程で、家計簿のようにお金を客観的に管理するツールが必要だと感じました。そこで生まれたのが、これから紹介するExcelの表とグラフを使って使えるお金を見える化する方法です。
これから紹介する方法は、家計簿よりもずっと簡単で楽なのに、効果は大きく、実証済み。
僕の貯金は紹介する方法を実践してから3年くらいで700万円になりました。その前は50万円くらいしか貯金がありませんでした。
必要な作業時間は、月に1回の10分と、毎日1分です。このくらい手間がかからないなら、続けやすいです。
ではさっそく、”簡単”で”楽”で”効果実証済み”のお金の管理を3つのステップで始めてみましょう。
先ずはExcelでフォーマットを作る
僕の使っているフォーマットのキャプチャを掲載します。表が1つとグラフが1つのとってもシンプルなExcelファイルです。
今回は同じフォーマットをダウンロード出来るようにしました。自分で1から作るのが面倒な方は以下のリンクからダウンロードしてください。
まず、Excelで表を作ります。
(Excelを持っていない方は、安くてExcelの代わりになるKing Officeや、無料のopen officeでも同様のフォーマットが作れます)
表は、給料日を起点に残りのお金を管理する表です。
次に示す行を作ります。
- ①1ヶ月分の日付の行
- ②お金の減り方の計画を表示する行
- ③1日に使う予定の金額を入力する行
- ④実際に残っているお金を表示する行
- ⑤実際に使った金額を入力する行
①から⑤まで、一日一列に入力できるようにレイアウトします。
②と④は数式を使って自動で計算されるように設定します。
Excelの操作に自信が無い方や設定が面倒な方は、僕の使っているフォーマットをベースにしてください。
表ができたら、表のデータをプロットするグラフを作ります。
縦軸を残りのお金、横軸を日付に設定します。
グラフとしてプロットするデータは、②と④です。
グラフは折れ線が良いです。
以上でフォーマットの作成は完了です。
次に1ヶ月の計画を立てよう
まず、1ヶ月に使えるお金を決めます。ここでは予算と言うことにします。予算を式で書くとこのようになります。
予算 = 1ヶ月の手取り − 1ヶ月に貯金する金額 − 固定費
つまり、手取りから固定費と貯金したいお金を先に抜き、残ったお金で1ヶ月の生活をするという事です。
1ヶ月に貯金する金額の目安
手取りの額と貯金への意気込みによると思いますが、無理なく続けられ、貯金した実感も湧きやすいのは手取りの2割〜3割です。
手取りが20万円なら2割の4万円、
手取りが30万円なら3割の9万円 を毎月貯金します。
固定費が
家賃の負担:7万円
通信費:1万円
水光熱費:1万円
の、合計9万円として
手取り20万円の場合は 20-4-9=7万円
手取り30万円の場合は 30-9-9=12万円
が、1ヶ月に自由に使える「予算」となります。
1ヶ月のお金の使い方の計画を表にプロットする
給料日の前日までに計画を立てておくのが良いです。
まず、1カ月のスケジュールが分かる予定表や手帳があれば用意します。そして予定を把握しながら大まかに1日毎の予算を入力します。
例えば、、
次の土曜日は飲み会があるから7千円くらいの予算を積もう。
平日は千円あれば十分。
再来週の土曜は結婚式の二次会があるから、1.5万円くらいかかるな…
まだ予定は無いけど週末だから7千円の予算を積んでおこう。
という具合です。
そして、次の給料日の前日で予算が0又は少し余る程度になるように調整します。
ポイント > 金額の単位は千円単位にしましょう
使っても良いお金を決めることが目的であり、覚えやすい単位が良いです。また、細かく金額を設定しても、当日にそこまで計算しながら使うのは難しいし、面倒です。”いかに手間をかけないか”が重要。
実際に使った金額をプロットしよう
毎日〜3日に一度くらいのペースで、使った金額を忘れないうちにプロットします。
ポイント > 使った金額の単位も千円単位にしましょう
使った金額を千円単位でだいたい覚えておき、それをプロットするのが長く続けるコツ。レシートを集めて電卓で合計金額を計算…なんて、絶対にやってはいけません。手間がかかって面倒臭くなるし、レシートをもらい忘れたことをきっかけに家計簿に挫折する可能性が上がりますよ。
長く続けるために、”手間をかけない”ことを優先しましょう。
ポイント > 気になる使い道を書いておくと節約に使える
無駄遣いだと感じた使い道や、「コレを止めればお金が貯まるのに」と思っているような使い道は、同じ日付の列にメモしておくのがオススメ。それが1ヶ月の支出をどのくらい圧迫しているのかが分かり、節約の材料として使えます。
例えば、僕の場合は飲み会がとにかく多いので、飲み会に行った日付には「飲み会」とメモしています。メモを見て、飲み会が多い月は自分から誘うのを辞めたりします。
このやり方の効果
お金を使いすぎている事が一目で分かる
グラフの、計画の線と実績の線を見比べてください。実績の線が計画の線よりも下にあれば、計画よりもお金を使い過ぎているという事です。
お金を使い過ぎが簡単に把握できることで、その後の月末までの出費を減らすなど、早めの対策が可能になります。
「効果は3つ!!」なんて言いたい所ですが、これだけです。
要は、決めた予算で1ヶ月やり繰り出来るようにして、貯金に手を出さなければ、お金は勝手に貯まるのです。
ポイント > 決めた予算で1ヶ月やり繰りする事だけに集中する
1ヶ月の支出が決めた予算内に収まれば貯金する金額が自動的に残ります。ならば、決めた予算で1ヶ月やり繰りする事だけに集中すれば良いのです。それをアシストする道具がここで紹介したExcelの表とグラフです。複雑で手間がかかる家計簿を捨て、シンプルに考えよう。
最後に、
紹介したExcelのフォーマットはこちらからダウンロードできます↓↓
フォーマットをダウンロードする