【価格.com】車のバッテリーを自分で交換したら、お金が2万円浮いたよ

実家の車のバッテリーを自分で交換したら、20,000円もお金が浮きました!
しかもメーカーと性能は交換前と同じものを使用しました。

今回はその理由と方法を紹介します。

車のバッテリーについて

はじめに車のバッテリーについて基礎知識や一般的な交換費用を簡単に説明をします。

まず、車はバッテリーが無いとエンジンを始動できず、動きません。今の車には必ずバッテリーが積まれています。
そして、一般的な車のバッテリーの寿命は大体2年〜3年と言われています。

寿命は車の使い方に影響され、定期的に乗っているほど持ちが良いと言われています。ちなみに実家の車のバッテリーは 2008年末に交換して以来、なんと今年(2018年)まで約10年も使えました。まだ大きなトラブルはありませんが、定期検査でバッテリーの弱りを指摘されているのと、バッテリーに付いているインジケータも”寿命”を示しているので、交換することにしました。

一般的にバッテリーの交換にはどのくらい費用がかかるでしょうか!?

車種によって適合するバッテリーの性能や大きさが異なるので、正直、ピンキリです。実家の車の場合、「75D23L」というタイプで、同等性能の商品がオートバックスの店頭で(税込)29,800円でした。これに加えて、工賃(500円程度)が必要になるので、交換費用は約30,000円となります。

一般的に、小さな車ほどバッテリーのサイズが小さいので値段が安く、大きな車ほど、バッテリーのサイズや要求性能が上がり、高くなります。オートバックスでの、だいたいの相場を下記の通りまとめてみました。※2018年9月時点です

バッテリー交換費用 相場
車のサイズ/クラス バッテリーの価格帯 代表車種
軽自動車、コンパクトカー 7,000円〜15,000円 ワゴンR、ムーブ、NBox、パッソ
コンパクトカー 15,000円〜30,000円 フィット、ヴィッツ、マーチ
ミディアム 20,000円〜35,000円 カローラ、アクセラ
ミディアムSUV、ミニバン 25,000円〜35,000円 エクストレイル、フォレスター、ノア
大型ミニバン、セダン 25,000円〜40,000円 アルファード、クラウン
新型の車ほどバッテリーの交換費用が高い

この記事を書くために調査して分かったことですが、年式の新しい車種ほど高価なバッテリーが必要な傾向があります。その理由は、新しい車種ほどアイドリングストップや充電制御などバッテリーに負荷をかける機構が多く、且つナビやバックモニターといった電子デバイスが充実しているためです。

上記の相場表では、かなり広い価格帯となっています。そして、価格が安いバッテリーは最新車種が備える機能に対応していません。反対に、それらに対応した高性能なバッテリーを選ぶと必然的に価格も高くなります。

例えば、アイドリングストップなど付いていない初代 ホンダ フィットであればバッテリーの交換費用が 15,000円程度 ですが、最新型のフィットだと25,000円程度は必要になります。

ポイント

長くなりましたが、この章で言いたかったのは下記の3点です。

  • 実家の車のバッテリーをオートバックスやディーラーで交換すると、費用は 30,000円程度
  • 大きな車ほど、高性能大容量のバッテリーが必要なので、交換費用も高価になる
  • アイドリングストップなどの最新技術が充実した新型車種ほど高性能大容量バッテリーが必要なので、交換費用も高価になる

30,000円かかるバッテリー交換を、9,000円で済ませた方法

方法などと勿体ぶって書いていますが、
バッテリーを価格.comで購入して自分で付け替えただけです。

価格.comでバッテリーを購入すると超安い

実家の車に積んで10年間ノートラブルだったバッテリーは、「ACデルコ」というアメリカのメーカのバッテリーです。聞きなれないメーカーかもしれませんが、3年保証の高性能バッテリーとして車検時に勧められ、交換しています。10年前にディーラーでこのバッテリーに交換した時の価格は、割引キャンペーンで26,500円程度でした。

これと同程度のバッテリーをオートバックスで購入すると、下記画像の通り。(※ネット販売なので店頭よりも安い)

30,000円くらいかかります。

ところがACデルコの同形式のバッテリーを価格.comで探すと、下記の通り!

10年間ノートラブルだった製品の後継モデルが 約9,000円 で購入できます。しかも、交換した古いバッテリーの引き取りチケット付き。

はじめは安すぎて心配になりましたが、堂々と模造品が売られているとも考えにくいですし、何度確認しても同じメーカ、形式なので、実験も兼ねて購入してみました。

以下、交換の様子になります。

楽々! 10分で完了するバッテリー交換

新品のバッテリーには交換手順の説明が付いており、工具さえあれば自宅で簡単に交換できます。

交換中の様子を写真に撮るのを忘れていたので、交換前や交換後の写真を載せておきます。

購入した新品のバッテリー
もう一度、形式が適合しているか確認します。特に向き(「75D23L」の”L”が重要。LとRがあります)

新品のバッテリーに交換後の車
バッテリーは簡単な留め金で固定されているだけなので、適合するレンチがあれば簡単に交換できます。説明書にも記載がありますが、バッテリーのプラスとマイナスの向きを正しく付けることをが最重要です。(逆に付けると爆発する可能性があるとか…)

古いバッテリーを新しいバッテリーが入っていた箱に入れ、返送用の伝票を貼って佐川急便の集荷センタに持ち込みました。着払いなので、手続き不要でそのままショップに発送
古いバッテリーは専門の業者に回収してもらう必要があります。業者を探すのに一苦労しそうですし、お金もかかります。
しかし、今回購入したショップは回収に対応しており、同封の着払い伝票を付けて古いバッテリーを発送するだけ。簡単でした。

バッテリー交換のポイントを挙げておきます。
  • 車に適合している形式かの最終確認を実施する
  • 感電等の事故を防ぐため、必ず説明書の手順通りに端子の付け外しを行う(手袋もする)
  • プラスマイナスの向きが正しいことを付ける前も付けた後も必ず確認する

上記の他、交換の際に一時的に車に電気が通っていない状態となるので、距離メータのメモリーの一部や、時計などがリセットされる可能性があります。総距離計がリセットされる事はまず無いと思いますが、平均燃費などの記録はリセットされる可能性があります。必要に応じて控えを取っておいた方が良いかもしれません。

また、バッテリーの購入及び交換については自己責任でお願いします。

交換後、300kmほど走りましたが、今の所ノートラブルです。このまま問題無く長持ちしてくれると思いますが、何かトラブルがあったら追記しようと思います。

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