これからブログを始める人の悩みを解消! 記事のタイトルを改善してアクセスアップ。
前回の投稿 > ブログの始め方。基本編
前回はこれからブログを始めようとしている方に向けて、
- ブログサービスを使うべきか、wordpressを使うべきか
- ブログのテーマを決めた方が良いのか、どんなテーマが良いか
- 記事を書く時に気にした方が良いこと
など、自分の経験をもとに書きました。
今回は、アクセスアップ編ということで、サラリーマン貯金塾でアクセスアップの為に実施した事を書きます。その中でも特に力を入れた記事のタイトルの改善について書きます。
アクセスアップ
まず、自分がアクセスアップの為に具体的な行動を起こしたのは、ブログをwordpressに移行してから7ヶ月後の事でした。それまでは「記事を増やせばアクセス数も増える」と考え、記事を書くこと意外、ほとんど力を入れていませんでした。
その後、アクセスアップの対策をした後にどうなったかと言うと、
対策前と今で記事数は約1.3倍程度なのに対し、アクセス数は約3倍になりました。
ブログのアクセス数の増加要因を分析するのはなかなか難しいですが、ある程度は対策の効果があったと言えるのでは無いでしょうか。
せっかく記事を書くなら、より多くの人に見てもらいたいと思います。それならばアクセスアップの対策は絶対にするべきです。
アクセスアップの対策については沢山のサイトや書籍で紹介されています。王道は検索結果で自分の記事が出来るだけ上位に表示されるようにする「SEO対策」と言われる方法です。自分も出来るものは実施しておきました。これからブログを始められる方は、サイトや書籍でSEO対策の概要くらいは知っておいた方が無難です。
今回紹介する記事のタイトルの改善もSEO対策の1つと言えます。記事タイトルの改善に絞って紹介する理由は、自分が実施したSEO対策の中で一番効果を実感出来たからです。出来る限り具体的に説明しようと思います。
それではよろしくお願いします。
Google検索を意識した記事タイトルへの改善でアクセスアップ
ブログへのアクセスで一番多いのは、Google検索などで検索をした結果からのリンクです。
なので、
- 自分のブログの記事が検索結果に表示される回数を増やす
- 検索結果の中で自分のブログの記事を目立たせる
をすれば、アクセス数が増えます。
そのための具体的な方法を紹介して行きます。
Googleトレンドを活用して、検索回数の多いキーワードをタイトルに使う
Google検索は利用者が入力した検索キーワードと、ブログのタイトルや記事中のキーワードを比較して、一致するブログを検索結果に載せています。特にタイトルが検索キーワードに一致するかが重要なようです。
同じような意味を持つキーワードでも、検索回数にはバラツキがあります。なので、同じような意味を持つキーワードが複数存在する場合は、検索回数の多いキーワードを選ぶ事で、自分のブログが検索結果に表示される回数が増えます。
GoogleトレンドはGoogleが提供しているサービスで、Google検索で検索された回数をキーワード毎に相対比較できます。(Googleトレンドは相対比較:検索回数は表示されませんが、2つ以上のキーワードを比較した時に、どちらのキーワードの検索回数の方がどのくらい多いのか分かる。)
例えばこの記事のタイトルの場合、
「共働き」の部分が最初は「ダブルインカム」になっていました。「共働き」と「ダブルインカム」は同じような意味を持つキーワードですが、Googleトレンドで検索回数を相対比較すると、「共働き」というキーワードの方が圧倒的に検索されていることが分かりました。
なので、後から「共働き」に変更しました。
また、この記事のタイトルの場合、
「現地のSIM」の部分が最初は「現地シム」になっていました。「SIM」と「シム」は両方ともsimカードの事で、アルファベットかカタカナの違いです。ですが、Googleトレンドで検索回数を相対比較すると、「SIM」の方が圧倒的に検索されていることが分かりました。
こちらも後から「SIM」に変更しました。
記事のターゲット読者が検索をする時のキーワードを想像して、タイトルに散りばめる
この記事を例に説明します。
この記事は、
”消費税10%への増税にネガティブな印象を持っている人”に対して、増税でも得をする人がいる事を伝える事が目的です。読んだ人をやや煽るような記事になっています。
そこで、この記事のターゲットである”消費税10%への増税にネガティブな印象を持っている人”は、消費税増税について検索する際、どのようにキーワードを設定するか考えます。すると、
- 消費税
- 増税
- 10%
といったキーワードが浮かびます。そこで、これらのキーワードを使ったタイトルを考えます。
手順をまとめると、
1.記事のターゲットとなる読者を考える(決める)
2.ターゲットとなる読者がどんな検索キーワードで検索しそうか考える
3.検索しそうなキーワードを使ってタイトルを決める
簡単ですね!
ライバルを減らす為にあえてニッチなワードを入れる
この記事を例に説明します。
この記事は、”ベトナムのダナンに渡航する人(している人)”に対して、カジノ、その中でもClub99というカジノを紹介する事を目的にした記事です。ターゲット読者の検索キーワードとして、以下のようなものが浮かびます。
「ベトナム ダナン」※ダナンに行くことまで決めていて、何をしようか考えている人
「ベトナム ダナン カジノ」※ダナンでカジノに行きたいと思っている人
「ダナン カジノ」
これらのキーワードで検索した時、自分の記事と一緒に検索結果に掲載される記事がライバルです。他の記事の中から自分の記事を読者に選んでもらう必要があるからです。そして検索キーワードがアバウトなほど、当然ライバルは増えます。反対に検索キーワードを具体的にすれば、ライバルは減ります。上で挙げた検索キーワードでも、検索結果の件数は全然違います。
「ベトナム ダナン」の場合、70万件
「ベトナム ダナン カジノ」の場合、3.7万件
ここで、よりニッチなキーワードとして店名の「Club99」を入れます。すると、検索結果は僅か 1,440件になりました。
この仕組みを利用し、ニッチなキーワードで検索した場合でも自分の記事が検索結果に掲載されるようにします。ニッチなキーワードである「Club99」が検索される回数は「ダナン」や「カジノ」と比較して間違いなく少ないですが、それでも「Club99」が検索キーワードに含まれた際はライバルが減り、自分の記事が検索結果で上位の目立つ位置に表示され、記事が読まれる確率が上がります。
実際、「ベトナム ダナン カジノ」と「ベトナム ダナン カジノ Club99」で検索した結果を比較すると、キーワードの違いでライバル記事とこのブログの記事の順位が入れ替わっています。
「ベトナム ダナン カジノ」の場合
「ベトナム ダナン カジノ Club99」の場合
検索した人が気になるキーワードにする
これは説明しなくても理解してもらえると思います。例えば先ほども紹介したこの記事の場合、
ターゲット読者である”消費税10%への増税にネガティブな印象を持っている人”に対して、「得をする人」という、増税に対するネガティブなイメージとは相反するキーワードを入れています。
こうする事で、ターゲット読者に疑問を持ってもらい、記事に対する興味を引き出します。
まとめ
アクセスアップの為に自分が実施した記事のタイトルの改善は以上です。いくつか方法を挙げましたが、基本はターゲットとなる読者をイメージしながらタイトルを決める事です。記事を書くときも始めにターゲットなる読者を決めておいた方が良いです。
- 何に関心を持っている人か?
- 関心を持っているものに対して抱いている感情は?
- 何歳くらいで、どんな仕事をしている人か?
- この記事を読むのはどんなタイミングか?
- ・・・
などなど、
出来るだけ具体的なイメージを持ってから書いた方が記事のクオリティも上がりますし、読者の満足度も向上すると思います。