【ベトナム一人旅 #4】夜のホーチミン 〜ホーチミンの日本人街に行ってみる〜

ホテルのチェックインを済ませ、ホーチミンの日本人街に向かいます。

ホーチミンの日本人街は1区の中心部のやや北東、ベンタイン市場や人民委員会庁舎の前を通るレタントン通りを北東に進んだ端にあります。「日本人街」と呼ばれるようになった由縁は知らないのですが、日本人街と呼ばれる一帯には、日本人の駐在員が沢山住んでいると言われるマンション、日本料理店、ラーメン店、日本の居酒屋、カラオケ店、エロマッサージ店など、日本人向けのお店が沢山集まっています。

今回宿泊したホテルから日本人街は少々離れているのですが(2.2キロくらい)、行かねばならぬ目的がありました。

日本人街に向かう

ブンタウからホーチミンに戻った後、ホテルでシャワーを浴び、服を着替え、20時前にホテルを出ました。

ホテルから日本人街まで、夜のホーチミンを観光しながら歩いて向かいます。
ベンタイン市場辺りでレタントン通りに入り、レタントン通りを日本人街に向けてずっと進みます。

【歩いたルート】

ベンタイン市場と高層ビル。
ホーチミンは2013年ぶりで、5年前にはなかった高層ビルが立ち並んでいます。写真右側の、とんがった形の高層ビルは、2010年に竣工したサイゴンスカイデッキ。

テラスがおしゃれなカフェ(別の日に入店しました)。「24h」と書かれているので、24時間営業かもしれません。

オープンエアーなバーベキューレストラン(行きたかったけど1人だったので断念)

伝統あるレックスホテルのスターバックスコーヒー。内装がとてもオシャレ。

人民委員会庁舎の前。
他の場所と比べ物にならないくらい歩道が整備されています。市内はほとんどの通りに歩道がありますが、植え込みの跡が大きな穴になっていたり、段差だらけです。そしてバイクが溢れるほど駐輪されていて、歩道をまともに歩けません。

Vincom Center(ビンコムセンター) ショッピングモールとホテルやオフィスが入っています。

日本人街にある日本風の居酒屋。「大小宴会承ります」って書かれています。値段は日本の白木屋と鳥貴族の間くらいだと思います。一人だったので入りませんでした。

※10,000VND=約50円

日本人街近くのベトナム料理レストランで食事

何はともあれ、せっかくベトナムに来たので、最初の晩はベトナム料理を食べる事にしました。ネットでおすすめ情報を調べて行き着いたのが、レタントン通り沿いのこのレストラン。

「Chi Hoa (チーホア)」



ネットで紹介されていた通り、料理のクオリティが高く。美味しかったです。
東南アジアで飲み物を頼むときは氷に注意した方が良い(氷が溶けて水になり、殺菌し切れていない水であたる)と言われることもありますが、このくらいのレストランであれば心配無用。基本的にミネラルウォーターや浄水済みの水を使っているはず。

店のホールも、トイレもとても綺麗でした。トイレには手を拭くようにハンドタオルが大量に用意されていましたよ。

値段は料理2品とビール2杯で700〜800円だったと思います。料理の内容や店のクオリティを考えると非常に安いです。さすがベトナム。
客層はベトナム人、中国人、韓国人、日本人、欧米人といった感じでした。

日本人に会いに行く

日本人街に行く理由は、文字通り日本人に会う為です。
渡航前、仕事でお世話になっている方にホーチミンに行く旨をお話ししたところ、IT企業を辞めてホーチミンでスナックを経営されている日本人の方をご紹介頂き、ホーチミンの”新鮮な情報”を収集するミッションを頂いたのです。

晩御飯を食べたチーホアから更にレタントン通りを歩くこと2、3分。日本人街に入るとともに、カラオケやマッサージ店の女の子が群がってきます。みんなドレスやボディコン的な服を着て、日本語で話しかけてくれます。

実際は話しかけてくれると言うより、腕を掴まれて店に連行されそうになります。
カラオケやマッサージは非常に魅力的ですが、今回は無視して進みます。
女の子が群がる通りの向かいには、日本人の駐在員が多く住んでいると言われるマンション「サイゴンスカイガーデン」があります。
そこから少し進んで、日本人街を突き抜ける一歩手前の路地を中に入ります。
「店の場所が分かり辛い」という事前情報を押さえていましたが、本当に分からない。近くにいたカラオケ店のキャッチのお兄さんが教えてくれなければ、辿り着けない可能性がありました。
お店はこちら〜

【スナック&バー さゆり】

正確には、店の入口がめちゃくちゃ分かりずらい。Google Mapに従って行けば、店が入る建物の前までは行けます。看板もあります。

分かりづらさも魅力なので、入り方はあえて書かないようにしようと思います。(気になる方はこっそり聞いてください)

お店の外

日本のカラオケが出来ます。

お酒、かなりいろんな種類があります。ビールやカクテルの他、ウイスキーはバーボンやスコッチ、日本の焼酎も置いてあります。

お客さんは日本人だらけ。店の中だけ日本にいる気分に浸れます。日本人の方はほとんど駐在員の方だそうで、観光で来ていると行ったらビックリされました。

結局この後、帰国までに計4回通わせて頂く事になります。笑
大変おせわになりました。

連日、22時〜24時にかけて満席になっていました。金曜の夜はこんな感じ。

1日目のホテル 〜Full House Homestay(フルハウス ホームステイ)〜

https://goo.gl/maps/CotBktJybm72

今回の旅程では、ホテルで合計8泊する事になります。そこで色々なホテルを試してみる事にしました。とは言え、昔しインドで宿泊した1泊600円のホテルが色々と強烈だったので、安すぎるホテルは避け、贅沢に3つ星以上に泊まる事にしました。

1日目のホテルは今回の旅程の中で一番安いホテルでした。2人部屋で1泊約3,000円。料金は”1部屋いくら”の計算になるので、二人だと一人1,500円で宿泊できます。朝食は無いです。
部屋の中はこんな感じ。最近内装をリニューアルしたようで、トイレやシャワーなどの水回りも含め、普通に綺麗です。シャワーは普通に温水が出ます。安ホテルに多い電気湯沸かし器が付いているタイプではありません。水圧は、、日本より確実に弱いですが、ベトナムの標準といった感じです。今回泊まった他のホテルと比べても、だいたい同じでした。

もちろんテレビなどの設備も揃っています。テレビはよく分からないメーカーながら、40インチくらいの大きなもの。冷蔵庫もあります。WiFiは各部屋にルーターが置いてあるので電波が届かないなどの問題はありませんでした。速度も、正直、驚くほど速かったです。アプリのアップデートを行ったところ、実家のWiFi(光回線)と同じ程度の速度に感じました。
ただし、5つ星の高級ホテルに泊まり慣れている人や、日本より物価の安い国へ行った事の無い人にとっては、少々ハードルがあると思います。一番のハードルはホテルの入口。ホテルはやや奥まった所にあり、大通りからこの路地に入らなければいけません。

ホテルの特徴として、家族で経営されている感じで、ホテルの規模は比較的小さいです。それでも7階立てだったと思います。もちろんエレベータがあります。スタッフの方がとてもフレンドリーです。文字通りホームステイのようです。

ホーチミンのおすすめスポットなど、一緒になって観光ルートを考えてくれそうな雰囲気でした。

先に書いた通り、深夜から明け方にかけてホテルのシャッターが閉まりますので注意が必要です。閉まっていてもインターホンを鳴らせば開けてくれます。

>>【続き】 滞在2日目、ホーチミンのバイクタおやじ「フーさん」が現れる

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