【ベトナム一人旅 #7】購入した依頼品を中央郵便局で日本へ空輸する

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依頼品の乾燥ドリアン、月餅の型、布5メートル、「フーさん系」バイタク御用達のコーヒー問屋で買った蓮茶(蓮花茶)、そしてコーヒーを日本へ発送します。

翌日のフライトでベトナムのビーチリゾート「ニャチャン」へ行くのです。かさばる荷物を帰国まで持ち歩く自信はありません。一刻も早く発送してしまいたい…。

事前の情報でホーチミン1区にある中央郵便局から海外発送できると聞いていたので、向かいます。

ホーチミンの中央郵便局へ

中央郵便局はサイゴン大聖堂の隣にあり、建物自体が博物館のようになっています。観光地化しており、パッと見た限り、中にいる人の8割、9割は観光客でした。

郵便局の中も歴史風情を感じる作りになっています。真ん中にお土産売り場があり、ポストカードや切手を購入できます。もっと高級なお土産物も置いてあったと思います。

観光で訪れる人の中には気付かない人もいるかもしれませんが、郵便局としても本来の役割りを担っています。つまり郵便物が出せます。もちろん海外への発送も出来ます。

建物自体が博物館のような郵便局で通常の郵便手続きをするなんて、なかなか粋だと思います。
ただ、今回訪れたのはここではありません。訪れたのは郵便局の裏手。ローカル向けに開設されている郵便局の集荷所です。地図を載せておきます。

フーさん曰わく、「裏手の集荷所の方が安く送れる」とのこと。

比べていないので、検証は出来ていませんが、正面の窓口が外国人だらけだったのに対し、裏手の集荷所に来る人は、ほとんどベトナム人のようでしたので、少なくとも裏手の方が高いという事は無いと思います。

発送の手続きをする

中央郵便局から日本へ海外発送する際の手順は、
別途、ベトナムから日本へ海外発送する方法 に後日まとめておきます。
海外発送用の伝票をもらい書類作成に取り掛かります。配送先の住所や配送方法などを記入する書類と、荷物の中身や重さについて記入する書類がありました。

幸い、各項目には英語の説明が併記されているので、何を書くべきか何となくは分かるのですが、英語にも自信がないためGoogle翻訳片手に確認しながら書いて行きます。

特に日本の住所の英語表記に自信が無く(何となくは分かるのですが、心配、、)、、。こちらの変換ウェブサービスが大変役立ちました。
http://judress.tsukuenoue.com

なお、旅券番号を書く欄があるので、手続きをする際はパスポートを持ってくるか、必要な情報をメモしておく必要があります。幸いパスポートを携帯していたので、ホテルへ取りに戻らなくても済みました。

配送先やパスポート情報等の記入を終え、続いて荷物の中身や重さについて記入する書類の作成にあたります。集荷所に計りがあるので、商品ごとに自分で重さを測って書類を埋めて行きます。こちらは2部作成が必要だったと思います。

住所については2種類の書類合わせて4箇所ほど記入する欄がありました。

書類が完成したら、荷物の梱包コーナーにいるおじさんのレビューを受けます。

ここで、書類の書き方を間違えて書き直しになったり、気付いたら控えの紙が取れていて書き直しになったりと、、恐らく15回くらい住所を書いた気がします。手がめちゃくちゃ疲れました。

おじさんのレビューを通ると、おじさんが荷物を梱包してくれます。これが非常に見事な手さばきで、他のお客さんの梱包を待っている間も飽きません。
梱包代金は箱代込みで15,000ドン(75円)でした。

梱包が完了すると次は集荷窓口で発送の手続きを行います。

ここで、自分が書いた手書きの汚い住所もPCで打ち直してもらえるので、安心です(文字の見間違えで荷物が迷子になるリスクが減る)。

最後に、航空便か船便か聞かれ、航空便は1ヶ月、船便は3ヶ月かかると言われたので航空便を選びました。1ヶ月と言われましたが、実際は2週間程度で届きました。

配送料金は荷物の重さで決まります。

今回送った荷物は4キロ弱で、料金は約900,000ドン(4,500円)でした。

結局、なんだかんだで配送の手配に1時間もかかってしまいました…
この間にバイタクのフーさんは何処からか自分の息子を呼び寄せてのんびり待機、、
時間はかかったものの、無事に日本への配送手配も完了して達成感を味わえました。時間は15:30。昼ご飯を食べてなくて相当腹が減っていたので、そのままバイタクのフーさんと息子とご飯に行くことに。。

バイタクのフーさん親子とご飯

行き先はフーさん御用達の「Lan Tap」というレストランです。レタントン通り、ベンタイン市場の近くにあります。
この店は観光客向けに作られたようなカフェ風の店で、お店が綺麗です。ご飯も美味そうです。

値段はビールが銘柄によって25,000ドン〜35,000ドン(125円〜175円)だったと思います。料理はベトナム料理で、どれも100,000ドン(500円)以下だったと思います。

バイタクのフーさんがオーダーしたこの貝の料理が最高にビールに合って美味かった。まず、加熱してあるはずなのに貝が開いていない。自分で貝を開けて、一緒に盛られている葉っぱと、ベトナム醤油を添えて食べる。若干の泥臭さと共に湧き出す旨味。

とても美味そうに聞こえないけど、クセになる感じの旨さ。
腹を満たしてビールも十分飲んだので、そろそろホテルに戻る事に。

ホテルまで送ってもらってバイタクのフーさんとお別れです。結局6時間くらいフーさんと一緒にいたので、最初の想定より大分高く着いてしまった…!

とは言え、一日で頼まれた買い物と日本への空輸をコンプリート出来たのは、フーさんの存在が大きい。ということで、これについてはフーさんに感謝。

ちなみに、バイタクのフーさんが連れて行くレストランは基本的にフーさんの奢りになりました。もっと高い料理を食べておけば良かったかもしれません。笑
日本人向けの「フーさん系」バイタクにどうしても世話になろうという時は、料金や、飯代をどちらが払うかなど、事前の交渉をお忘れなく。
さて、

頼まれた買い物に空輸代にフーさん代と、想定以上にお金を使ってしまいました。しかし、この日に想定以上のお金を使ったことが、結果的に自分自身を助けることになります…

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