【ベトナム一人旅 #9】ホーチミン市内を観光 〜戦争証跡博物館、統一会堂〜

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ベトナム3日目。

キャッシングが出来ず、一時は危ぶまれたニャチャンへの移動ですが、知り合いの方からお金を貸して頂くことができ、ニャチャンへ行ける目処が立ちました。

 

ニャチャンへの飛行機は夕方なので、それまでホーチミンを観光する事にしました。ホーチミン市内の観光地を回るのは初めてです。

 

今回向かった観光地はどこも1区の中心部にあります。まずはベトナム戦争証跡博物館です。

 

ベトナム戦争証跡博物館へ


28 Võ Văn Tần, Phường 6, Quận 3, Hồ Chí Minh 700000 ベトナム

 

ベトナム戦争を後世に伝えるための博物館です。建屋は3階まで展示ブースになっていて、写真や戦時中の装備、武器が展示されています。

ベトナム戦争は初めてメディアの同行が許可された戦争だと言われており、実際の現場で撮影された生々しい写真が沢山展示されています。また、カラー写真が一般に普及し始めた時代であり、白黒写真に混じってカラー写真も展示されています。

戦争の壮絶さ、悲惨さが伝わってきます。

 

広場にはアメリカ軍や南ベトナム軍の戦闘機や戦車、ヘリコプターが所狭しと展示されており、柵が無いので目の前まで近づくことが出来ます。

 

この広場で写真を撮るのが定番みたいです。日本人の観光客もいて、写真を撮ってもらいました。

入場する際は、敷地の入り口にある券売所でチケットを買います。入場料は 40,000ドン(200円)です。日本語にも対応したガイドブックを貰えます。
券売所の隣にはコーヒーショップもあり、休憩する際に重宝します。

 

ベトナム戦争証跡博物館は見応えがあり、とても満足しました。ホーチミンへ行くことがあれば1度は足を運んでも良いかと思います。

 

 

統一会堂へ


続いてベトナム戦争証跡博物館の近くにある統一会堂へ。統一会堂はベトナム戦争が終結する前までは南ベトナムの大統領官邸だった場所です。戦争時は軍事中枢になっていた施設です。南ベトナムが負けて南北が統一されたのち、統一会堂という名前に改名されました。

現在は、政府の行事やイベントで使用される事もあるようですが、普段は博物館として一般に公開されています。正面玄関の横にあるチケット売り場で入場券を買う必要があります。入場料は30,000ドン(約150円)です。

 

敷地がとても広く、建物は公園の中に立っているような構図になります。建物の周りにはテニスコートやカフェなどもあります。テニスコートは一般の人間でも利用できるようです。

 

建物が完成したのは1960年代。著名な建築家がデザインをしたようで、建築物として価値を感じる外観となっています。建物の中は大統領官邸の趣を感じさせる、広く、豪華な作りになっています。

 

2階の会議室
ニュースなどで出てきそうな会議室です。とても風格を感じます。会議室は一つではなく、建物の中心を境にして両側にあります。なお、会議室の中には入れません。

 

広い応接室のような部屋
貴賓を招いた際などに使われる部屋かな!?

建物の中から見た正面玄関。独特な形をした格子が並んでいて、建物の芸術性を感じます。

 

副大統領の執務室
ベトナム戦争当時に首相と副大統領を務めていた「グエン・カオ・キー元副大統領」の執務室です。デスクの上に名前のプレートが展示されています。デスクの後ろには、当時のアメリカ大統領だったジョン・F・ケネディの写真が飾られています。

 

娯楽室のような部屋
写真に写っていませんが、麻雀卓のようなものに加え、ビリヤードやピアノもありました。パーティなどが開かれていたのかもしれません。

 

映画館
歴史を感じます。映写室も当時のままに残っていました。

 

最上階(屋上)
最上階は屋上の真ん中に部屋があります。現在は売店やお土産物売り場があります。

屋上からの眺め。建物の裏側です。

 

続いて地下へ移動します。

 

戦争中は軍事中枢となるため、攻撃の影響を受けにくい地下に軍事施設が作られています。上の階とは趣が全く異なり、部屋や通路に装飾は無く、非常にシンプルで無機質な造りになっています。当時使われていた家具や通信装置などが展示されており、戦時中の緊張感を感じる事が出来ます。

 

地下の作戦室
戦時中は大統領も地下の作戦室で執務し、指揮を執っていたようです。別の場所に大統領の寝室もありました。

当時使われていたと思われる通信機器が置かれています。この部屋の他に、タイプライターのような器械が置かれた暗号室もありました。

 

地下の通路
地下の通路は全体的に細く、薄暗いです。

こちらは1階ですが、当時の大統領が使っていた専用車(メルセデスベンツ)が展示されていました。この車種は、日本でも愛好家が多いやつですね。

 

統一会堂は1階から4階までの様々な部屋を見学出来たり、地下の作戦室にも入れたりと、想像以上に見所がありました。建物の周りの公園(庭園!?)も綺麗に整備されており、とても良かったです。時間があれば公園(庭園!?)にあるカフェにも行って見たかったです。

 

 

サイゴン大聖堂へ


次は統一会堂から目と鼻の先にあるサイゴン大聖堂へ。現在は修復事中のためか、外から眺める事しか出来ませんでした。修復工事は2019年末に完了する予定だそうです。

大聖堂の前の広場には沢山の観光客がいます。写真を撮ってくれたのはベトナム人の女の子で、なんと1日目に訪れたブンタウに住んでいるそうです。女の子というかブンタウとのご縁を感じました。笑 いつか泊まりで行ってみたいと思います。

 

隣には、前日にも訪れたホーチミンの中央郵便局があります。中央郵便局で日本への空輸の手続きをする様子はこちらをどうぞ。
【ベトナム一人旅 #7】購入した依頼品を中央郵便局で日本へ空輸する

 

 

オペラハウスへ



最後にオペラハウスに行きました。オペラハウスもサイゴン大聖堂と同じようにフランス統治時代を感じるヨーロッパ風の建物です。舞台公演も行われています。

訪れたタイミングでは公演が行われておらず、中に入る事は出来ませんでした。

 

 

時間が限られていたので徒歩で回れるエリアを観光しましたが、改めて、とても満足出来ました。ホーチミンに行く事があれば一度は訪れてみるのをお勧めします。半日で回れます。

 

 

昼ごはんを食べて空港へ

お昼は現地の方お勧めの店に行きました。

【Com Tam Bui Sai Gon】

場所

100 Thạch Thị Thanh, Tân Định, Quận 1, Tân Định Quận 1 Hồ Chí Minh, ベトナム

GoogleMapが貼れなかったのでキャプチャを付けておきました。チェーン店なので他の場所にもあると思います。

ここの看板メニューはこちら。

南ベトナム名物の「コムタム」という豚肉のタレ焼き。

お店の傍にあるバーベキューコンロで炭火焼きしており、絶品。バーベキューソースと炭火焼きの風味が合わさって香ばしい味。そして肉が柔らかくてジューシー。また食べたいです。

 

ライスや目玉焼きのプレートとセットになって、200円くらいです。コスパが神です。

 

付け合せとして頼んだ苦瓜のスープも最高です。苦瓜の中に挽肉が詰まっています。ほんのり苦く、コムタムの甘辛いバーベキュー味と良いコントラストになります。

グループで行ったらビールも頼んで一杯やりたいな〜〜

 

 

昼食の「コムタム」に大満足し、空港へ向かいます。

いよいよ今回の渡航の目的である「ニャチャン」です。

 

 

>>【続き】 ベトナム屈指のビーチリゾート、ニャチャンへ 【近日公開】
 

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